在宅ケアとは何だろう?

介護

私は理学療法士の国家資格を平成16年(2004年)に取得し、2年3ヶ月、病院で勤務した後に、訪問看護ステーションに在籍し、現在まで在宅ケアに関わってきました。

在宅ケアとは

「在宅ケア」とは、在宅ケアを必要とする人々に対してその生活の場において行われるケアをさします。

在宅ケアの提供内容は、専門職、ならびに家族や地域の人々が在宅において、主に以下のことを行うものです。

 ・自立をめざした生活( 日常生活、就労、教育を含む) 支援

 ・心身の健康状態の維持増進のための医療支援

 ・リハビリテーション

 ・意思決定の支援と権利擁護

 ・こころの支援

 ・緩和ケア

 ・エンドオブライフケアや看取り

 ・保健・医療・福祉・介護・教育・就労等の制度や資源の導入・活用

 ・日常生活用具の導入や住宅改修支援

 ・地域ケアシステムの開発や構築 等

http://184.73.219.23/jahhc/statement/definition.htm 一般社団法人 日本在宅ケア学会より引用

どんな人が対象なのか?

「 在宅ケアを必要とする人々」とは、健康増進・保健・予防・医療・看護・リハビリテーション・福祉・ 介護・就労・教育・住まい等のニーズがあり、在宅で生活するあらゆる年代、あらゆる健康状態の 人々をさしています。

*上記も一般社団法人 日本在宅ケア学会 より引用

訪問看護ステーションでは、介護保険による訪問と医療保険による訪問があります。

私はこれまで介護保険の対象となる、高齢者の方の訪問の方が多く経験をしていますが、難病であったり、福祉医療の対象となる方の訪問のケースもあります。

どうしても病気をして入院、退院後にも継続して訪問看護で支援をするケースが多いためです。

また、介護保険制度の入り口になって下さるケアマネージャーさんがいることも理由の一つかと思います。

私の仕事は誰かの人生を支える事。

その人がその人らしく、住み慣れた環境で在宅生活を継続できるようにお手伝いをすることが私の仕事です。

そばで支えてくださるご家族が一番の支援者であることはもちろんですが、理学療法士、リハビリテーション専門職として、ほんの少しだけ+αの支援ができることと思います。

介護保険の対象となる高齢者の方だけでなく、身体障がい者や難病の方にもお力になれるかもしれません。

もしも住まいが近くではなく、直接訪問することができなかったとしても、あなたのお住まいの地域で、支援してくださる誰かとつなぐお手伝いができるかもしれません。

お困りのことがあれば、いつでもご連絡くださいね。

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